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河野 聡子 (著) アニュウリズム (イラスト) TOLTAの代表、河野聡子の第3詩集。 長篇詩「パンダ・チャント」1、2、連作「Wild-Water-Words」を収録。 だれも知らないひと野瀬さんは/携帯電話が話しかけてくる男で/携帯電話の/声が聞こえる男だった/実際に携帯が鳴るのはシフトを代わってくれというバイト先の要請だけで、バイト先は厚生労働省のヤング・エンプロイー・スキル・プログラムに参加していた/ヤングエンプロイースキルプログラムは略してYESプログラムと言われていた/あなたもYESプログラムに入りますか?/イエス!/イエス!/ノー!/それで野瀬さんは携帯に出ない (「パンダ・チャント」より) ウマや、ヤマや、スネークと、いおうとする、口はすぐにあばれ、だれのおもうようにもならなかった、そのような野生のままの水が降るのをこちら側から、みた、河の向こうにいる友が、塔の上で、みがいた靴先から帽子のてっぺんまで、洗練された頭の悪い王子たちから贈り物を差し出されていたむかし、塔の下で、呼んだことがあった、河がまだ広がっておらずこちら側にも雨が降らない季節だった、来なさいよ、降りてこないの? 「ユキとはテレパシーでつながっているから、半径二メートル以内ならつながるから」少女の友情なんてそんなものだ (連作 Wild-Water-Words「庭」より) 河野聡子 プロフィール 1972年福岡県生まれ。第一詩集『時計一族』(思潮社、2007年) 第二詩集『Japan Quake Map―sapporoによるヴァリエーション』(私家版、2012年)2006年からヴァーバル・アート・ユニットTOLTA(トルタ)の代表として、雑誌制作・パフォーマンス・インスタレーションなどを発表。また『現代詩手帖』等でレビューを執筆。「実験音楽とシアターのためのアンサンブル」メンバーでもある。 *送料は全国一律価格です。郵便(クリックポスト)でお送りします。