河野 聡子 (著)
発行 思潮社(2007年)
TOLTAの代表、河野聡子の第1詩集。
SF連作「時計一族」その他の詩篇を収録。
存在は世界レコードに発生する鳴り、うなり、名のりであり、無限次元超空間では無数のレコード盤がまわっています。レモンの形をしたレコード盤はけっして重ならない、せっして触れ合わない、全宇宙は鳴り、うなり、名のりの結晶である。振動するクオーツ、盤の回転速度を調整する、32768回の、時計は盤を移動する遊牧の一族である、ひびのあるレコードが、何度もくりかえしています
(「マーチ」より)
河野聡子 プロフィール
1972年福岡県生まれ。第二詩集『Japan Quake Map―sapporoによるヴァリエーション』(私家版、2012年)第三詩集『WWW/パンダ・チャント』2006年からヴァーバル・アート・ユニットTOLTA(トルタ)の代表として、雑誌制作・パフォーマンス・インスタレーションなどを発表。また『現代詩手帖』等でレビューを執筆。「実験音楽とシアターのためのアンサンブル」メンバーでもある。
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